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電気を把握する

もっとも一般的な従量電灯方式

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住宅における電気工事では、電気の契約方式は、電気の使用量に応じて料金を支払う、いわゆる従量電灯方式とするのが一般的です。とくに、一般にアンペア契約と呼ばれている従量電灯B契約は、契約アンペアが10から60アンペアの範囲となっているため、一般の住宅では、もっとも多い契約方式になっています。それに対して、従量電灯C契約は、6キロボルトアンペア、つまり60アンペア以上の場合の契約で、電気容量の大きい設備機器を数多く導入しているような住宅での契約が、多くなっています。この場合、契約容量の単位は、通常、アンペアではなく、ボルトアンペアを使います。10アンペアが、1キロボルトアンペアとなっています。電気工事の際には、その住宅に適した契約方式を選択することが大切になります。

多様化しつつある電気契約の種類

近年では、電気の使用量に応じた方式である従量電灯方式のほかにも、さまざまな方式ができてきて、電気工事で採用されるようになってきました。たとえば、夜間蓄熱式機器を使用している住宅に適している時間帯別電灯方式、季節や時間帯によって電力量料金単価が異なるという季節別時間帯別電灯方式などがあります。一般の住宅の場合には、さまざまな状況にも柔軟に対応可能な従量電灯方式の方が便利な場合が多いと言えます。ただ、たとえば、夜間の割安な電気を使うオール電化住宅などの場合には、時間帯別電灯方式や季節別時間帯別電灯方式の方が適している場合もあります。ライフスタイルや、設置する電気機器などとあわせて、設計事務所と相談し、電気工事に入る前の設計段階から、検討しておく必要があるでしょう。